国からの通知により、乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(以下「MRワクチン」)が一部の自治体や医療機関において供給が行き届いていない状況があることから、以下の対象者に該当する方は接種期間が延長されることになりました。 ■対象者 ■期間
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帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による水痘が治癒した後、神経節に潜伏感染している水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢や免疫抑制などの原因により再活性化し、発症する皮膚疾患です。身体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く、症状は3から4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛が長期間にわたって続くことがあります。50歳以上では帯状疱疹を発症した方の2割程度が帯状疱疹後神経痛に移行するといわれています。 過去に帯状疱疹ワクチンの接種を受けたことがなく、当該年度において以下の年齢となる方が対象となります。
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制度内容 | |
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接種対象者 |
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経過措置 (令和12年度まで) |
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定期接種の対象者が既に一部の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種として扱う。(1回目は任意接種として取り扱い、2回目のみを定期接種として取り扱う)
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年齢 | 生年月日 |
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65歳 | 昭和35年(1960年)4月2日~昭和36年(1961年)4月1日 |
70歳 | 昭和30年(1955年)4月2日~昭和31年(1956年)4月1日 |
75歳 | 昭和25年(1950年)4月2日~昭和26年(1951年)4月1日 |
80歳 | 昭和20年(1945年)4月2日~昭和21年(1946年)4月1日 |
85歳 | 昭和15年(1940年)4月2日~昭和16年(1941年)4月1日 |
90歳 | 昭和10年(1935年)4月2日~昭和11年(1936年)4月1日 |
95歳 | 昭和5年(1930年)4月2日~昭和6年(1931年)4月1日 |
100歳 | 大正14年(1925年)4月2日~大正15年(1926年)4月1日 |
101歳以上 | 大正14年(1925年)4月1日以前に生まれた方 |
種類 | 水痘ワクチン(生ワクチン) | 帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン) |
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自己負担額(予定) | 3,000円 | 7,500円×2回 |
日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因ウイルス(水痘罹患した時に潜伏してしまった水痘ウイルス)が体内に潜んでいます。 そのウイルスは、加齢、ストレスなどの免疫低下が原因で再活性化され、帯状疱疹となります。 身体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に現れ、痛み、痒みを伴うことがあります。 皮膚症状が治った後も神経痛が長く続くことがあります。(帯状疱疹後神経痛) 80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。 50歳以上で、予防接種が出来ます。公的な費用助成も始まりました。 我孫子市での費用助成は次の通りです。
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種類 | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 製品名:シングリックス(不活化ワクチン) | 乾燥弱毒生水痘ワクチン 製品名:ビケン(生ワクチン) |
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テキスト | 1回5,000円上限 ※生活保護世帯等の方は1回10,000円上限 | 1回2,000円上限 ※生活保護世帯等の方は1回4,000円上限 |
助成回数 | 1人2回(2~6か月後に2回目) | 1人1回 |
くわしいことは、ご相談ください。
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HPVワクチン キャッチアップ接種 対象者: 1997年4月2日~2009年4月1日生まれの女性の方で、 2025年3月までに1回目の接種が済んでいる方 公費 (無料) 接種の期限は、2026年3月末まで 標準的接種 : 1回目接種から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目で完了する (6か月間)
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乳幼児の予防接種 今年度から、HibとDPT-IPVが一緒になり、DPT-IPV-Hib5種混合ワクチンになりました。初めての接種のお子さん、4種混合で始めているお子さん、1人1人個別で適正な接種計画を立てましょう。ご相談いたします。 |
今年は新型コロナウイルスが第5類感染症となってから感染症対策がルーズになり、たくさんの感染症が流行しています。 夏から始まったインフルエンザ、寒くなってから流行しはじめた咽頭結膜熱(プール熱)、溶連菌感染症等です。新型コロナウイルスもまた少し増え始めました。 不要の外出は避けて、手洗い、うがいを徹底してください。マスクによる接触性皮膚炎にも注意して、お家に帰ったら、スキンケアをしっかりしましょう。 睡眠、栄養をしっかり摂り、密にならないようにして、適度の運動もしましょう。 インフルエンザは年が明けるとB型も出てくることも予測されますから、出来るだけワクチンを接種しましょう。
* 元気がない、腹痛や頭痛、不眠を訴える、食欲がない * 不機嫌で暴力的 * 新学期の始まる時の行きしぶり などの傾向が見られる時は、よく話を聞いてあげてください。まず聞くだけです。 うまくいかない時は、どんなサポートをしていくかご相談ください。 けっして、無理強いはしないでください。 |
今年は新型コロナウイルスが第5類感染症となってから感染症対策がルーズになり、たくさんの感染症が流行しています。 夏から始まったインフルエンザ、寒くなってから流行しはじめた咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎、溶連菌感染症等です。新型コロナウイルスもまた少し増え始めました。 不要の外出は避けて、手洗い、うがいを徹底してください。マスクによる接触性皮膚炎にも注意して、お家に帰ったら、スキンケアをしっかりしましょう。 睡眠、栄養をしっかり摂り、密にならないようにして、適度の運動もしましょう。 インフルエンザは年が明けるとB型も出てくることも予測されますから、出来るだけワクチンを接種しましょう。 胃腸炎で嘔吐がある場合は、無理に飲み食いさせず落ち着くまで待ちましょう。 落ちついたら、イオン飲料、麦茶、みそ汁のうわずみ等をスプーンであげてみましょう。 冷たい物、油っこい物、果物、生野菜はさけましょう。
接種を忘れがちなワクチンを確認しましょう。 ・MRワクチン 1期:1歳~2歳未満 (麻疹・風疹) 2期:年長さんの4月から3月(年長さん忘れずに)
・日本脳炎 1期:6ヵ月から接種可能。 2回接種したら追加は1年経過後7歳半まで
・水痘 1歳から 2回目は1回目の6ヶ月後から3歳未満です。
園医 天王台こどもおとしよりクリニック 前田弘子 |
4月から1年生にご入学の保護者のみなさま、お子様方も期待に胸ふくらませておいででしょう。 学校生活が始まる前に、健康な生活習慣はついていますか? 早起き、早寝を励行し朝ごはんをしっかり食べる習慣をつけましょう。喘息などの病気をお持ちで、夜熟睡できないお子様もいるかもしれません。毎日がよく眠れて、毎日お休みせずに学校へ行けるようなコントロールがつくように治療を相談できるといいですね。 食物のアレルギーなどについてもお知らせしておくといいでしょう。 MRワクチン(麻疹、風疹の混合ワクチン)の二期の接種はお済ですか?1回のワクチンで免疫がおちてきて感染してしまうことがあります。新型コロナウイルスが、5月に5類になって以降海外から麻疹が持ち込まれる例が出ています。 就学前には(令和5年3月中)無料で受けることが出来ますので、必ず受けましょう。 予防接種に関しては、記憶に頼らず記録(母子手帳)を確認しましょう。MRワクチンだけでなく、DPTポリオワクチン、日本脳炎なども確認しましょう。 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は任意のワクチンで有料ですが、入学前に出来るだけ受けておいたほうがよいでしょう。確実には2回接種が必要です。 新型コロナウイルス感染は少なくなって来ましたが、インフルエンザが夏から猛威をふるっています。是非ワクチン接種をして下さい。 お子様のなかには、不安が強くて、お友達の中に入っていけない子や、生活習慣が身につかない子もいらっしゃるかもしれません。 どんなことをサポートしていけばよいか、お気軽にご相談ください。
学校医 天王台こどもおとしよりクリニック 前田弘子 |
5月8日に新型コロナウイルスが第5類感染症となりました。感染対策がルーズになっています。これにより、新型コロナウイルス感染も増え続け、沖縄で第9波も起きています。千葉県も患者増加し、特に松戸保健所管区(我孫子市を含みます)が著明です。 さらに、2年間コロナ対策で、抑えられていた感染症である、ヘルパンギーナ、RSウイルス感染が流行しています。 ヘルパンギーナはエンテロウイルスによる夏風邪で、高熱、口内水泡などを伴います。 熱が出た時は、しっかり水分の補給と塩分補給に心掛けて、慌てず、受診が出来る時間に受診して下さい。スポーツドリンクは塩分があまり含まれていないものが多いので、イオン飲料やみそ汁を冷たくして差し上げましょう。
新型コロナウイルス5類にまどわされず、石鹸の手洗い、うがいを心掛けて下さい。
DT、日本脳炎など受け損ねてあるワクチンがある場合は、夏休み中に受けられるとよいかと思います。日本脳炎は、9歳以上は4回、それ以下は3回の接種がされているか、母子手帳で確認しましょう。
新型コロナウイルスは、感染しても免疫が出来ないことが多く、2度、3度かかる方がいます。副反応対策をよく理解して接種をお勧めします。
麻疹が海外帰国者や外国の観光客によって持ち込まれています。 MRワクチンの2回接種も確認して下さい。 30代、40代の保護者の方の中には、麻疹ワクチンを必要回数受けられなかった方がいます。 ホームページを参照して下さい。 新学期が始まる頃、学校の行きしぶり、睡眠障害、腹痛を訴えるお子さんもいます。 ご相談お受けいたします。 まず、お電話下さい。 規則正しい生活を心掛けて、元気に新学期を迎えましょう
学校医 天王台こどもおとしよりクリニック 前田弘子 |
昭和47(1972)年9月30日以前生まれ | 麻しんワクチンを接種していない可能性が高い。 感染歴が無い場合には、2回のワクチン接種を推奨する。 |
昭和47(1972)年10月1日~平成2(1990)年4月1日生まれ | 麻しんワクチンの定期接種を1回のみ接種 している可能性が高い。 特例措置※の非対象者であり、抗体は不十分である。 2回目の接種歴がないことが多く、接種を推奨する。 |
昭和47(1990)年4月2日~平成12(2000)年4月1日生まれ | 麻しんワクチンの定期接種を1回は接種している可能性が高い。 特例措置※の対象者であり、3期ないし4期で全員2回目を受けるチャンスがあった。 ただし、2回の接種歴がなければ、2回目の接種を推奨する。 |
平成12(2000)年4月2日以降生まれ | 定期接種として2回接種している可能性が高い。 ただし、2回の接種歴がなければ、2回目の接種を推奨する。 |
※特例措置:平成20(2008)年4月1日~25(2013)年3月31日の5年間に限り、中学1年生(3期)と高校3年生(4期)相当年齢の人に2回目のワクチンが定期接種として行われた。ただし、 その接種率にはバラつきがある 。
インフルエンザ、新型コロナウイルス(第8波)流行しています。
日本では、伝統的に10倍粥が勧められています。
これは、本当によいものなのでしょうか?
赤ちゃんの爆発的な成長に必要なエネルギーのほとんどは脂質であり、身体を大きくするために、沢山必要となる材料は蛋白質です。
これを満たしているのは、オッパイですよね。
さて、粥は、殆ど炭水化物と水です。
離乳食を始める頃の赤ちゃんの胃袋は200mlを少し超えるくらいです。
ここに、10倍粥が何十mlも入ると、オッパイなどの大事な栄養が入らなくなります。
離乳食とは、オッパイを止める食事ではありません。オッパイに足りない栄養(蛋白質、鉄、カルシウム、亜鉛など)を補う補完食と言うのが正しい名称と現在は考えられています。
もう一つは、
10倍粥のような水っぽいものは、ゴックンがしずらく、お口から出してしまいがちです。
お口の周りの皮膚の炎症は、食べ物が触れると、食物アレルギーの感作が起こりやすいので、気をつけましょう。
10倍粥から始めない、補完食についてご相談いたします。
参考文献
体、知能がグングン育つ離乳食 株式会社エクスナレッジ 宗田哲男 他
赤ちゃんのための補完食 入門 彩図社 相川晴
注意❗️
我孫子市内で、新型コロナウイルス、A型インフルエンザがダブル流行しています。
ワクチンをしていても、していなくても、基本は、帰宅時の石鹸での手洗いと嗽いです。
もし、夜間や休日に発熱などがあった場合、ぐったりしたり、オシッコが少なかったり、痙攣があったりしなければ、急ぐ必要はありません。
不安がある時は、#8000にお問い合わせ下さい。
ワクチンで防げる病気という意味ですが、殆どがワクチンで防ぐしか、治療のない病気です。
例えば、麻疹は先達の努力で現在ではMR(麻疹風疹)2回接種が99%の子供達に接種されています。
このようになるまでは,江戸時代より昔から、2008年の大流行まで、たくさんの人が亡くなりました。
防げる病気は、ワクチンで防止しましょう。
赤ちゃんが産まれたら、
基本的には、2か月からHib(インフルエンザ菌b型)、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスワクチンを開始します。4月1日より、DPT‐不活化ポリオが加わります。
詳細は、2か月児のワクチンからご覧ください。
いろんな不安や疑問がありますよね。
赤ちゃんて、不思議
おっぱいのこと、成長のこと、ウンチのこと、スキンケアのこと、ワクチンのこと、その他何でも気軽に相談ください。
院長前田(女医)が応じます。
2カ月のワクチンの時でも、その前でも。完全時間予約制です。
麻疹風疹(MR)ワクチン
1期は2歳未満まで、II期は、幼稚園保育園の年長さんの1年間です。
日本脳炎
1期追加(3回め)は7歳6カ月まで、2期は9歳から13歳未満です。
特例措置は,平成14年4月2日生まれから、平成19年4月1日生まれまでが,20歳未満のうちに、無料接種出来ます。
Hib、13価肺炎球菌の追加(4回め)7歳6カ月までです。
これらは、大事なワクチンですが、期日を過ぎると無料で接種出来なくなります。
母子手帳をお確かめください。
我孫子郵便局並び。
お子さんから大人の方まで幅広く診療しております。お気軽にご来院ください。
医院名 |
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天王台こども・おとしよりクリニック |
院長 |
前田 弘子 |
住所 |
〒270-1143 千葉県我孫子天王台3丁目22-10 |
診療科目 |
小児科・内科・アレルギー科 在宅診療(訪問診療) |
電話番号 |
04-7182-5071 |
■帯状疱疹予防接種(R7.4.17)
■麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)定期予防接種の期間延長
(R7.4.17)
■HPVワクチン キャッチアップ接種延長(R7.2.4)
■5種混合(R6.3.15)